【第2日結果】第66回全国高校軟式野球選手権大会

第66回全国高校軟式野球選手権大会は26日、1回戦残り4試合を行いベスト8が出揃った。

大会第2日（8/26）の結果

大会4連覇を狙う中京が、苦しみながらも劇的なサヨナラ勝ちで1回戦を突破した。

中京は初回に内野光の内野ゴロで先制。6回表、仙台育英は浅野の二塁打で同点に追い付くが、最終回に中京7番加藤がレフトへ弾き返して試合を決めた。

中京は7回にリリーフした谷本が、打者9人を6奪三振と完璧な救援で勝利を呼び寄せた。仙台育英は予選から引き続き郡山、吉野、林の三投手でつないだが、あと一歩及ばなかった。

育英 000 001 000｜1
中京 100 000 001x｜2

育）郡山(51)、吉野(49)、林(32) – 横山
中）内野慎(92)、谷本(42) – 内野光
※カッコ内は球数（速報値）

東京・近畿の東西対決は比叡山に軍配が上がった。

比叡山は3回裏に神野の走者一掃の三塁打で先制。試合後半にかけて効果的に得点を追加した。背番号2の吉川が3イニングをほぼ完璧に抑えると、エースの神野は7安打を浴びながらも相手の反撃を許さなかった。

城西大城西は4回に3連打、7回にも4本のヒットを固めてヒットの数では比叡山を上回るも、2得点に終わった。

城西 000 010 100｜2
比叡 003 003 20x｜8

城）山本大(115)、山本星(49)、吉川尚(4) – 上篠
比）吉川浩(39)、神野(84) – 森田、吉川浩
※カッコ内は球数（速報値）

松商学園が相手のミスで上げた2点を三人の投手で守り抜いた。

松商学園は初回、二塁打で出塁した高橋が相手のエラーの間に生還、3回にも暴投で追加点を上げた。味澤、下川、堀内の下級生3人による継投で開新打線を5安打無失点に封じた。

開新は3回以降はほとんど得点圏に走者を許さなかったが、序盤のミスで献上した2点が重くのしかかった。

松商 101 000 000｜2
開新 000 000 000｜0

松）味澤(60)、下川(27)、堀内(30) – 織田
開）山口(49)、岩﨑(72) – 林田
※カッコ内は球数（速報値）

浜田が逆転で17年ぶりの全国選手権勝利を上げた。

5回裏、横浜商が内野ゴロで先制するが、浜田は6回表に堀内のタイムリー、齋藤の投ゴロで逆転に成功。7回にも相手のエラーなどで3点を追加すると、三投手で逃げ切った。

横浜商はエースの阪本が2回以後、毎回ヒットを浴びながらも粘りを見せたが、終盤にかけて浜田の勢いを止められなかった。

浜田 000 002 300｜5
Y校 000 010 000｜1

浜）藤田(55)、堀内(14)、齋藤(60) – 東、郷原
Y）阪本(115)、松下(31) – 内田
※カッコ内は球数（速報値）