大会結果
回戦 | 日程 会場 |
試合 |
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決勝 | 8/30 明石 |
中京 2-0 仙台商 レポート (中京は3年連続13回目の優勝) |
準決勝 | 8/29 明石 |
中京 19-0 能代 |
8/29 明石 |
開新 1-3 仙台商 | |
2回戦 | 8/27 姫路 |
井原 1-5 中京 レポート |
8/27 明石 |
津久見 1-2 能代 (延長10回TB) |
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8/27 姫路 |
開新 1-0 白鷗大足利 レポート | |
8/27 明石 |
横浜商 1-2 仙台商 | |
1回戦 | 8/26 明石 |
開新 5-0 城西大附城西 |
8/26 明石 |
松山商 0-9 白鷗大足利 | |
8/26 姫路 |
天理 3-5 横浜商 レポート | |
8/26 姫路 |
広島なぎさ 1-2 仙台商 レポート | |
8/25 明石 |
井原 1-0 北海道科学大高 | |
8/25 明石 |
興國 2-3 中京 | |
8/25 姫路 |
津久見 5-3 松商学園 レポート | |
8/25 姫路 |
育英 0-1 能代 レポート |
台風10号の接近により、大幅な日程変更が予想された中、予定通りにすべての試合が行われた。
中京(岐阜/東海)が硬式・軟式を通じて史上初の2度目の大会三連覇を果たした(1度目は第62〜64回大会、2017〜2019に達成)。
1、2回戦は相手の好投手を前に本来の攻撃のかたちを作れず苦戦したが、準決勝では15安打を放ち19得点。全国の1試合チーム最多得点の記録を更新した。決勝は2安打に封じられたが、その2本のヒットを叩き(内野ゴロ)で返す、中京らしい攻撃で頂点に立った。
エースの川口は3試合で先発し、内2試合で完投した。先の2試合では制球に苦しむ場面があったが、決勝では見事に修正し四球1で完封した。昨年は背番号1をつけた清水楓は2回戦で3安打完投、準決勝でも3イニングを無失点に封じて、昨年の借りを返した。
5年ぶりに全国の舞台に帰ってきた仙台商(宮城/東東北)が27年ぶりの準優勝を果たした。
エースの佐々木が1回戦と準決勝を、背番号9の左腕・楠本が2回戦と決勝で先発し、安定した投球で試合をつくった。決勝の中京戦で敗れはしたものの、前日に15安打を放った強力な打線を、わずか2安打に封じ、最後まで互角に渡り合った。
第64回大会まで6年連続で全国選手権に出場していた仙台商は、部員不足などに苦しんだ空白の期間を乗り越え、見事な復活を印象付けた。
横浜商(神奈川/南関東)が30年ぶり、開新(熊本/南部九州)は29年ぶりに全国選手権で勝利を手にした。
井原(岡山/東中国)が出場5回目にして、白鷗大足利(栃木/北関東)は初出場で全国選手権初勝利を上げた。
両チーム無失策の試合はゼロ、延長戦は1試合、全チーム総得点は78で昨年を4上回り、過去10大会で3番目い多い数字だった(仮に準決勝の中京-能代の19を除くと、第62回大会以来の50点台)。
今大会で更新された記録
- 1試合個人最多四死球:5(津久見・荒金選手、1回戦松商学園戦)
- 1試合チーム最多二塁打:5(松商学園、1回戦津久見戦)
- 1試合チーム最多得点:19(中京、準決勝能代戦)
- 1試合チーム最多打点:15(中京、準決勝能代戦)