高校軟式野球の日本一を決める「第70回全国高等学校軟式野球選手権大会」は、24日に開幕する。明石トーカロ球場での開会式ののち、同球場とウインク球場(姫路球場)において、1回戦4試合が行われる。
能代 – 富岡東
昨夏全国4強の能代(秋田/西東北)と14年ぶりに全国に出場する富岡東(徳島/四国)が開幕ゲームを戦う。
今年の能代は秋春と東北大会出場は叶わなかったが、夏に照準を合わせ、予選3試合で32得点、相手を寄せ付けない戦いぶりを見せた。西東北決勝では1年生右腕・簾内が秋田商打線を1安打に封じる好投もあった。エース左腕の渡辺は打撃も光る。
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富岡東は能代を上回る予選3試合で38得点を記録。徳島大会決勝では終盤に逆転する粘りも見せた。西日本選抜の吉田が唯一の3年生で下級生主体のチーム。部員10人で大舞台に挑む。
専大北上 – 鹿児島実
世代公式戦無敗・秋春の東北王者の専大北上(岩手/東東北)と、3年ぶり出場の鹿児島実(鹿児島/南部九州)が対戦。
例年は力強い攻撃力を武器とする専大北上は、僅差のゲームをものにしてきた。2年生右腕エースの宮森が東東北大会2試合を完投。背番号3の平は1年時に全国のマウンド経験がある。リードする名須川は東日本選抜で甲子園を経験し、4番を打つ。
鹿児島実は予選4試合で35得点と得点力がある。南部九州決勝の開新戦では4回にビッグイニングをつくり逆転した。緻密・丁寧な野球を掲げ、目の前の一戦に挑む。
東洋大牛久 – 神港学園
開会式後、明石から姫路に移動して行われる。初出場で3、2年生だけで臨む東洋大牛久(茨城/北関東)と開催県代表の神港学園(兵庫)が顔を合わせる。
秋春と関東大会出場がなかった東洋大牛久は茨城予選で並木中等や茗溪学園などの実力校に勝利。北関東ではエースの野田と海津の両3年生で優勝候補の作新学院・白鷗大足利の2校を下し勢いに乗る。
神港学園は春の近畿大会で準優勝に輝くと、その勢いで10年ぶりに夏の兵庫を制した。エースの奥田は安定感があり、攻守で存在感を見せる主将の八木は采配も振る。東洋大牛久の就任1年目の大学生・富山監督(18)との駆け引きにも注目。
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中京 – 倉敷工
硬式・軟式を通じて初の全国4連覇を狙う中京(岐阜/東海)と、第67回大会(2022)で全国4強入りを果たした倉敷工(岡山/東中国)が対戦。
中京は東海大会の準決勝・決勝は、粘る相手に競り勝ち、8大会連続の全国出場を決めた。3年生エースの内野、1年生左腕の奥村の二枚看板。田口、稲垣ら昨年の日本一メンバーが中軸を担う。叩きに加え、機動力にも磨きをかけてきた。
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倉敷工は東中国大会2試合をいずれもタイブレークで勝利しており、この試合も前半を粘って接戦に持ち込みたい。エース左腕の曽川、秋は1番を背負った村上、1年生の小田の3投手が東中国のマウンドを経験している。
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