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倉敷工vs浜田|第36回秋季中国地区高等学校軟式野球大会 準決勝

レポート
2024/11/04
マスカットスタジアム(岡山県倉敷スポーツ公園野球場)
第36回秋季中国地区高等学校軟式野球大会 準決勝

浜田が1回戦に続いて逆転勝利を収め、2年ぶりに秋季中国大会の決勝に進んだ。

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浜田は前日の1回戦に続いてエースの田中が先発にマウンドに上がる。

3回までに3つの四球を与えるも6奪三振で凌いだが、4回表に1死3塁から倉敷工の村上に叩きを決められ、この試合も先制を許す(倉敷工 1-0 浜田)。

浜田打線は初回から毎回走者を出して同点の機会を伺うと、6回裏、無死から四球で出した走者を田中が左越三塁打で返して同点に。さらに二死後に有光もレフトに弾き返して逆転に成功する(倉敷工 1-2 浜田)。

浜田_倉敷工

1回戦よりも1イニング早い6回から継投していた有光は、丁寧な投球で倉敷工の反撃を封じる。

浜田_倉敷工

1点リードの最終回、味方のエラーで先頭に出塁を許し、犠打で1死3塁のピンチに。ここで村上を浅い中飛に、そして代打の山本も中飛に封じてゲームセット。

浜田が2戦連続の鮮やかな逆転劇と継投策で岡山の覇者・倉敷工に勝利。2年ぶりに秋の中国大会の決勝戦に進んだ。

浜田_倉敷工

地元開催の中国大会に登場した倉敷工。初回から四球などで出塁して得点機を作ったが、4回の叩きの1点が唯一の得点となった。前半戦にあと1、2点取れていたら……、というような、悔やまれる展開に。試合を通して放ったヒットはわずかに1本。相手二番手の有光には完全に封じられ、最後は1本が出なかった。

 

エースの村上は好調な浜田打線を相手に、毎回走者を許すも粘りの投球を見せた。7回から継投した曽川も追加点を与えず、きっちりと仕事をした。

浜田のエース田中は立ち上がりからボールが高めに浮き四球が多かったが、それでも最少失点でゲームをつくり、6回には自ら同点打を放った。逆転打を放ち、二番手として継投した有光は、初戦に続いてこの試合でも投打で存在感を示した。

今大会は悪天候で開幕が順延したことで、1回戦から決勝まで3連戦になった。ベンチ入り12人という少ないメンバーで戦う浜田は、決勝戦も総力戦で秋の中国大会頂点を狙う。

浜田_倉敷工

浜田_倉敷工

浜田_倉敷工

浜田_倉敷工

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

 

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