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浜田vs広島商|第36回秋季中国地区高等学校軟式野球大会 1回戦

レポート
2024/11/03
マスカットスタジアム(岡山県倉敷スポーツ公園野球場)
第36回秋季中国地区高等学校軟式野球大会 1回戦

浜田が逆転で広島商に勝利。4日の準決勝に進んだ。

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浜田は先発・エースの田中が初回、広島商先頭の川本にいきなり三塁打を浴び、続く坪根のショートへの打球を処理しきれず、先制を許す(浜田 0-1 広島商)。

1点を追う浜田は3回表、先頭の有光がヒットで出塁、宮家の二塁打でチャンスを広げ、2死から大谷の内野安打で同点に追いつく(浜田 1-1 広島商)。

4回裏に無死満塁のピンチをゼロで切り抜けると、5回表に再び先頭の有光がヒットで出塁し、2死3塁まで進み、虫谷のセンターへのタイムリーで逆転に成功する(浜田 2-1 広島商)。

リードを奪った浜田は7回、この日、打席で大活躍の有光に継投。有光は7回、8回と走者を許すも無失点で切り抜けると、1点リードのまま最終回へ。

1死1、2塁で広島商の青山にセンターにはじき返されるが、宮家が本塁に好返球し、同点を阻止。最後の打者を中飛に打ち取り、僅差のゲームをものにした。

浜田は立ち上がりを攻められたが、エースの田中は落ち着いていた。4回の無死満塁のピンチを凌いで一気に流れを引き寄せ、逆転につなげた。勝利まで3イニングを残した時点での、思い切った継投にも、有光が期待に応えた。最後は味方の好守もあり、総力戦で中国大会勝利をつかみ取った。攻撃陣の勝負どころの集中打も見事だった。

7年ぶりに秋の広島を制した広島商。先発の背番号2の藏内はスローボールと速球を織り交ぜて浜田打線に立ち向かった。6回から継投したエースの原川は4イニングを無失点で封じて勝利への望みをつないだが、攻撃陣が最後のところで相手投手を切り崩せなかった。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

 

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