第66回全国高校軟式野球選手権大会は29日に準決勝2試合を行う。
大会第4日(8/29)の予定
球場 試合 |
カード |
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明石 第1試合 |
筑陽学園 – 中京 |
明石 第2試合 |
作新学院 – 浜田 |
筑陽学園 – 中京
【両チームの勝ち上がり】
筑陽学園 | 中京 | ||
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全国準々決勝 | 3-2 松山商 | 全国準々決勝 | 7-2 比叡山 |
全国1回戦 | 6-2 河南 | 全国1回戦 | 2-1 仙台育英 |
北部九州決勝 | 6-2 津久見 | 東海決勝 | 10-3 桜丘 |
北部九州1回戦 | 10-0 北松農 | 東海準決勝 | 5-0 名城大附 |
県決勝 | 1-0 福岡大大濠 | 東海1回戦 | 2-0 高田 |
県準決勝 | 2-1 上智福岡 | 県代表決定戦 | 1-0 県岐阜商 |
県2回戦 | 19-0 立花 | 県2回戦 | 12-0 岐阜聖徳 |
【全国大会投球数】
経験で勝る中京に筑陽学園が挑む。
両チームともここまで背番号10の松尾、谷本の力投が光る。いずれも初戦は2番手として、2回戦は先発で1試合を投げ抜いた。
松尾は2回戦で四球1とコントロールが安定。直球は110km台ながら、変化球をコーナーに集めて打ち取る。谷本は1回戦で6つ、2回戦で9つの奪三振を記録。ピンチで相手をねじ伏せる力がある。
筑陽学園は2試合とも逆転で勝利。1回戦で3安打の宮崎、2回戦で3安打の持田など上位陣で得点機をつくりたい。2回戦で途中出場ながら2打数2安打、サヨナラのホームを踏んだ浅川の起用にも注目。
チームとしては1、2回戦で3つずつ記録した失策をいかに減らせるかがポイントになる。
中京は内野光が2回戦で3安打。4番森岡、5番荒井にもタイムリーが出ており、クリーンナップが好調なのは良い材料。初戦でサヨナラヒットを放った加藤も全国で3安打と当たっている。
作新学院 – 浜田
【両チームの勝ち上がり】
作新学院 | 浜田 | ||
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全国準々決勝 | 5-0 能代 | 全国準々決勝 | 3-1 松商学園 (14回タイ) |
全国1回戦 | 1-0 札幌山の手 | 全国1回戦 | 5-1 横浜商 |
北関東決勝 | 6-1 高崎 | 東中国決勝 | 5-2 倉敷工 |
北関東1回戦 | 8-1 並木中等 | 東中国準決勝 | 3-1 総社 (13回) |
県決勝 | 10-0 佐野日大 | 東中国1回戦 | 4-3 玉島 |
県1回戦 | 5-0 文星芸大付 | 県決勝 | 19-0 隠岐水産 |
【全国大会投球数】
公式戦と全国選手権での経験、絶対的エースの投手力で作新学院が優勢か。
エースが2試合を1人で投げているのは4強で作新学院が唯一。その小林はここまで2試合を無失点。初戦は115球、被安打5、三振8、四死球3。2回戦は124球、被安打5、三振9、四球1。ここぞの場面で三振が取れるのが強み。
攻撃は長打こそ少ないが、チャンスを確実に得点に結びつけ、相手のミスも逃さない。上位陣が好調で1番福島は2試合で3安打、4番坂寄は3打点と勝負強い。
浜田はエースの藤田が初戦、2回戦と先発し、齋藤、堀内がマウンドを経験。藤田はここまで9回を投げて無失点と安定しており、準決勝でも先発が濃厚か。2回戦で9イニング132球を投げた齋藤が控えるが、いい形でマウンドを譲りたい。
1番東は2試合で3安打と好調。4番の堀内はここまで2本のヒットがいずれも2点タイムリーと頼りになる。好投手を相手に少ないチャンスをものにできれば、十分に勝機はある。