2023年、全国各地区の秋季大会が終了。秋の優勝校が出揃った。
2023年 各地区秋季大会の結果
優勝 | 準優勝 | ベスト4 | |
---|---|---|---|
北海道 | 北海道科学大高 (2年連続13回目) |
札幌山の手 | 登別明日 北嶺 |
東北 | 能代 (14年ぶり4回目) |
専大北上 | 仙台一 弘前工 |
関東 | 作新学院 (3年連続20回目) |
白鴎大足利 | 日大三 三浦学苑 |
東京 | 早大学院 (2年連続8回目) |
日大三 | 駒場東邦 芝 |
北信越 | 松商学園 (2季連続11回目) |
長野工・長野 | 新潟商 富山商 |
東海 | 多治見北 (初優勝) |
中京 | 津工 静岡商 |
近畿 | 興國 (初優勝) |
比叡山 | 河南 奈良学園 |
大阪 | 興國 (56年ぶり9回目) |
河南 | 初芝富田林 大商大高 |
兵庫 | 六甲学院 (初優勝) |
育英 | 篠山鳳鳴 神港学園 |
中国 | 倉敷工 (初優勝) |
広島学院 | 浜田 崇徳 |
四国 | 新田 (2年ぶり8回目) |
農業経営・大手前丸亀 | ー |
九州 | 筑陽学園 (5季ぶり4回目) |
福岡大大濠 | 鹿児島 文徳 |
北海道は北海道科学大高が秋季大会連覇を果たした。準決勝で今夏全国選手権大会で4強入りした登別明日にタイブレークで勝利。決勝では札幌山の手を下した。
能代は14年ぶりに秋の東北を制した。秋田大会の初戦で今夏の西東北代表・秋田に勝利。東北大会の1回戦、準決勝は2年生が欠場する中、1年生だけで勝ち上がった。
関東大会は作新学院が三連覇を達成した。2回戦では今夏の南関東代表・拓殖大紅陵との投手戦に勝利。決勝では今大会、大躍進した白鴎大足利との栃木勢対決に勝利した。
夏は2年連続で全国を逃した松商学園が、春に続いて北信越の頂点に立った。降雨順延した北信越1回戦で新潟商に競り勝つと、決勝では県大会に続いて長野工・長野連合に大勝した。
東海大会の決勝では、多治見北が夏の全国チャンピオン・中京を下して、うれしい初優勝を飾った。昨年秋から実に5回目の挑戦となった今大会。夏の大敗をバネに遂に王者を超えた。
秋の近畿は興國が初制覇した。大阪大会決勝では、先の国体で準優勝した河南を下して56年ぶりの優勝。近畿準決勝では小原、蔭山、小澤の3投手でノーノーリレーを達成するなど、盤石の投手陣が光った。
中国大会は第67回大会(2022)全国4強の倉敷工が初優勝を飾った。岡山大会3試合を無失点で勝ち上がると、準決勝では崇徳、決勝では広島学院と、過去2年の西中国代表に連勝した。
徳島からの参加校がなく2チームによって争われた四国大会は、2年ぶりに新田が制した。愛媛大会決勝では好敵手・松山商に大勝。四国では農業経営・大手前丸亀連合から20得点した。
福岡で開催された九州大会は、筑陽学園が5季ぶりの覇権を握った。県大会決勝で福岡大大濠に10回タイブレークで勝利。九州準決勝では10月の国体で善戦した鹿児島を下すと、決勝で再び福大大濠に快勝した。