第68回全国高等学校軟式野球選手権大会は28日、明石トーカロ球場で準決勝2試合を行い、天理と中京があすの決勝戦に進んだ。
大会第4日(8/28)の結果
天理 3-2 明治学院(延長10回TB)
天理が10回タイブレークの末に明治学院に勝利。2戦連続の延長サヨナラで7年ぶりの決勝戦に進んだ。
0-0で迎えた9回表、明治学院は1死一、三塁で高坂の三ゴロが野選を誘い先制。その裏、1点を追う天理は1死一、三塁で小原が同点打を放ち延長戦に持ち込む。
10回表に明治学院が内野ゴロで1点を上げ、天理を2死まで追い詰めるも、野村が逆転サヨナラ二塁打を放ち、劇的勝利を上げた。
天理はサウスポーの藤本が7回を2安打7奪三振の好投。明治学院は1回戦を完封したエースの鈴木が8回まで天理打線を1安打に封じたが、相手の底力に屈した。
全国準決勝
試合終了
明治学院 2-3x 天理
天理の底力。2試合連続TBサヨナラで7年ぶりの決勝戦進出!
明治学院、大健闘でした pic.twitter.com/GpRiS3OfQW— 高校軟式野球ブログ (@nanshiki_bb) August 28, 2023
中京 3-0 登別明日
中京が登別明日の大エース・石川から3得点を上げて、6大会連続の決勝進出を決めた。
中京は4回裏、2死三塁で名越のタイムリーで先制。7回には投ゴロの悪送球と黒田のタイムリーで2点を上げて、登別明日を引き離した。
2回戦に続いて先発のマウンドに上がった中京の川口は5安打9奪三振で2戦連続の完投。
試合の途中で治療をしながらの投球になった石川は四死球6と制球に苦しむも、強打の中京打線を5安打に封じて、エースとしての責任を果たした。
全国準決勝
登別明日 0-3 中京
好投手・石川を攻略した中京、6大会連続の決勝進出決める pic.twitter.com/nvGeZP9ew2— 高校軟式野球ブログ (@nanshiki_bb) August 28, 2023
大会第5日(8/29)の予定