コラム

松商学園、興國が連覇。恵那は13年ぶり頂点|2024年秋季地区大会結果

高校軟式野球2024年秋季大会 コラム

各地区の2024年秋季大会が終了。各地区の王者が出揃った。

2024年 各地区秋季大会の結果

優勝 準優勝 ベスト4
北海道 登別明日
(3年ぶり5回目)
北海道科学大高校 北嶺
滝川西
東北 専大北上
(4年ぶり3回目)
秋田工 仙台商
秋田
関東 三浦学苑
(5年ぶり2回目)
栄光学園 駒場東邦
白鷗大足利
東京 駒場東邦
(4年ぶり12回目)
城西大附城西 早大学院
日大三
北信越 松商学園
(4季連続13回目)
長野工 新潟商
富山商
東海
恵那
(13年ぶり2回目)
静岡商 中京
東邦
近畿 興國
(2年連続2回目)
河南 京都翔英
育英
大阪 河南
(2年ぶり3回目)
興國 八尾
都島工
兵庫 育英
(22年ぶり4回目)
神港学園 六甲学院
飾磨工
中国 浜田
(初優勝)
高梁城南 倉敷工
米子東
九州 東九州龍谷
(4季ぶり3回目)
津久見 文徳
鹿児島

今夏の全国選手権に出場したチームでは松商学園と育英の2校が新チームでも選手権予選区での優勝を果たした。

地区大会連覇を果たしたのは松商学園と興國の2校。松商学園は右腕本木ら夏の全国を経験した選手を中心に、昨年から続く県・北信越大会での公式戦連勝記録を伸ばした。今夏、53年ぶりに全国選手権に出場した興國は、大阪大会では準優勝ながら、近畿大会決勝で河南に雪辱を果たした。

登別明日が夏の選手権大会で敗れた北海道科学大高を下して3年ぶりに秋の北海道を制した。

東北の決勝では専大北上が秋田工とのタイブレーク戦を制し、4年ぶりの頂点に。県、東北で得点力を見せた。

関東大会では三浦学苑が栄光学園との神奈川決戦に勝利し、2019年以来、5年ぶりに覇権を握った。

東京は駒場東邦が4年ぶりに優勝。関東大会でも2年ぶりの4強入りした。

東海は恵那が13年ぶりに優勝を果たした。中京との岐阜大会決勝ではタイブレークに持ち込み準優勝。東海大会では桜丘や静岡商などの常連校を下した。

夏は2年生バッテリーで全国を経験した育英が22年ぶりに秋の兵庫を制覇。近畿大会では4強入りした。

中国大会は21年、22年に準優勝していた浜田が3度目の決勝戦で初優勝。中国大会3試合をすべて1点差で競り勝った。準優勝の高梁城南は24年春に軟式野球部が復活し、この秋が初めての公式戦ながら決勝まで進む快挙だった。

倉敷工vs浜田|第36回秋季中国地区高等学校軟式野球大会 準決勝
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高梁城南vs米子東|第36回秋季中国地区高等学校軟式野球大会 準決勝
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四国は5年間、全国から遠ざかっている新田が連覇を達成。決勝は20得点で圧倒した。

大分勢対決となった九州大会の決勝では、東九州龍谷が県大会決勝で敗れた津久見とのタイブレークを制して4季ぶりに優勝した。

 

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