高校軟式野球の日本一を決める第67回全国高等学校軟式野球選手権大会は24日、明石トーカロ球場、ウインク球場(姫路球場)で開幕。3年ぶりに有観客で開催される。
大会第1日(8/24)の予定
早大学院 – 倉敷工
明石の開幕ゲームは東京の覇者・早大学院と、7年ぶりに明石にやってきた倉敷工が対戦。
早大学院の右腕鈴木、倉敷工のサウスポー中野の両エースはともに三振が取れる投手。早大学院は強かに得点を積み重ねる野球を全国の舞台でも見せられるか。倉敷工は2003年(第48回)以来、19年ぶりの全国選手権勝利を狙う。
専大北上 – 津久見
春の東北王者・専大北上と、春の九州王者・津久見が1回戦で対戦する。
専大北上は下級生主体の若いチーム。数少ない3年生の一人で、予選で5割超えの打率を残した野崎の出塁が鍵を握る。津久見は主戦の江口、大塚の二枚看板で選手権初勝利を目指す。
作新学院 – 報徳学園
昨夏の覇者で大会連覇、11度目の日本一を狙う作新学院と、3回目出場の開催県代表・報徳学園が、全国の舞台で6年ぶりに顔を合わせる。
作新学院は昨年の全国を経験した選手が多く、予選4試合で31得点無失点と隙がない。報徳学園は安定感のあるエース田村を中心に守備からリズムをつくり、勝機を見出したい。
能代 – あべの翔学
春の東北準優勝で4大会連続出場の能代と、大阪大会を3季連続で制したあべの翔学の対戦は、1回戦屈指の好カード。
昨年の全国のマウンドを経験している能代の右腕・高橋と、あべの翔学のエース左腕・下前によるロースコアのゲームが予想される。