25日、第69回全国高校軟式野球選手権大会が開幕。1回戦4試合が行われた。
第1日(8/25)の結果
井原 1-0 北海道科学大高
井原が無安打ながら出場5回目にして全国選手権初勝利を手にした。
0-0で迎えた6回表、井原は四球、悪送球、犠打で1死3塁をつくり、スクイズで先制。先発のエース岡田が北海道科学大高打線を散発3安打、11奪三振で完封した。
北海道科学大高の大谷は14奪三振、被安打0の力投も及ばなかった。
井 原 000 001 000|1 H0 E1
北科大 000 000 000|0 H3 E1
井)岡田 – 岡本
北)大谷 – 熊倉
興國 2-3 中京
2度目の大会三連覇を狙う中京が53年ぶり出場の興國を下して2回戦に進んだ。
中京は初回に黒田の適時打、野選、押出しで3点を先制。興國は6回表に小原の適時打で2点を返し、終盤にかけてもチャンスをつくったが、最後の1本が出なかった。
中京先発のエース・川口は四死球10と苦しみながらも被安打1、155球の熱投でエースの意地を見せた。
興國 000 002 000|2 H1 E2
中京 300 000 00X|3 H7 E0
興)小原、小澤 – 松本
中)川口 – 黒田
津久見 5-3 松商学園
両チーム合わせて20本のヒットが乱れ飛んだ、点の取り合いを制した津久見が勝利。2年前に続いてベスト8入りを果たした。
津久見は3回に2本のタイムリーで3点を先制。松商学園が6回に2本の二塁打で1点差まで迫るも、8回に津久見が点差を広げて逃げ切った。
津久見は先発野手が全員安打を達成。松商学園も大会記録となる1試合5本の二塁打を放った。
津久見 030 001 010|5 H11 E0
松商学園 000 102 000|3 H9 E1
津)荒金 – 平野
松)本木、齊藤悠 – 田中
育英 0-1 能代
能代が守備の乱れから得た1点を守り切り、3年ぶりの全国勝利をつかんだ。
能代は3回に相手内野手の悪送球で先制点をもぎ取る。先発の佐藤は9つの四球を与えながらも育英打線を3安打に封じた。育英の2年生エース・大塚は強力な能代打線を4安打に抑える力投を見せるも、味方打線にあと1本が出なかった。
能代 001 000 000|1 H4 E1
育英 000 000 000|0 H3 E1
能)佐藤 – 平川
育)大塚 – 原田
第2日(8/26)の予定