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早大学院vs拓殖大紅陵|第72回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

レポート
2024/06/03
コトブキヤスタジアム(立川公園野球場)
第72回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

昨夏全国8強の拓殖大紅陵が、背番号9の好投で準決勝に進んだ。

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拓殖大紅陵は初回、先頭の森田が2塁打で出塁、犠打のあと関谷の内野ゴロで幸先よく先制に成功。

3回、5回は相手のミスで着実に得点を積み重ねる。

先発右腕・森川は最初の打者一巡を9人で封じると、4回に四死球を1つずつ与えた以外、早大学院打線を完璧に封じる。

リードが4点に広がったあとも森川の好投は続き、気づけば8回までに与えたヒットはゼロ。9回も2死まで危なげなく打ち取り、大記録まであと、1人。

しかし29人目の相手打者・渋谷に右前に運ばれて初安打が記録されると、続く山岡にも左中間を破られ1点を献上。ただし、これ以上の傷口を広げることなく、最後の打者を投飛に打ち取り、ゲームセット。

拓殖大紅陵が4日の準決勝に進出。秋の関東大会2回戦で敗れた作新学院との再戦に挑む。


拓殖大紅陵はどちらかというと守備が固いイメージが自分の中にはあった。この試合は森川の投球もさることながら、攻撃陣も一冬を超えて、さらにパワーアップしていた。

記録上では早大学院は3つのエラーを記録し、そのうち2つは失点にもつながるものだったが、早大学院のミスというよりは、拓大打線の鋭い打球がミスを誘った、というようにも見えた。

東京王者に快勝し、さらに自信をつけた紅陵ナイン。次の相手は王者・作新。同じ相手に、二度は負けられない。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

 

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