三浦学苑vs浦和実｜第72回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

2024/06/03
コトブキヤスタジアム（立川公園野球場）
第72回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

三浦学苑が強者の戦いぶりで、2022年春から5季連続の関東大会4強入りを果たした。

三浦学苑は2回裏、2つの四球で出した走者が内野ゴロとタイムリーで生還。

5回裏には塚越、武内、出口の3連打で2点を追加すると、6回にはセーフティスクイズ、7回には単打で得点差を6に広げる。

三浦学苑・先発の背番号3大町は、立ち上がりからコーナーを丁寧に使った投球で、浦和実打線を封じる。2、3回にヒットを許すも危なげなく切り抜けると、初球から振ってくる浦和実の攻撃陣にも助けられ、テンポ良く試合を進める。

4〜6回までパーフェクト、7回まで無失点で封じると、8回から継投した背番号9の魚住も残りの2イニングを完璧にまとめて、試合終了。

夏の南関東大会の前哨戦ともなった戦いは、三浦学苑が相手につけ入るすきを全く与えず快勝した。

先制点を奪い試合を優位に進め、小刻みに加点して、気づいたら大きな得点差がついている。実に三浦学苑らしい強者の戦いぶりで、危なげなく4強入りを果たした。

この試合で投げた大町、魚住に加え、秋の関東大会でノーヒットノーランを達成しているエースの出口も控えている。

過去4季はいずれも4強の壁に弾かれた三浦学苑は、今回こそ、19年秋以来の関東大会決勝進出を決められるか。4日の準決勝では秋の関東大会準優勝校で、2回戦では最終盤の逆転勝利で勢いに乗る白鴎大足利と対戦する。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

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