2022/10/23
西毛運動公園野球場
第63回秋季関東地区高校軟式野球大会 2回戦
西毛運動公園野球場
第63回秋季関東地区高校軟式野球大会 2回戦
茨城1位の茗溪学園が横浜創学館をコールドで下して、準決勝に進んだ。
茗溪学園は初回、2死三塁で4番山口の中前打で先制(茗溪学園 1-0 横浜創学館)。
4回には相手の送球ミスや、山田の右前打などで3点を追加。5回にも守備のミスや山田の2打席連続となる2点タイムリーで、さらに点差を広げる(茗溪学園 8-0 横浜創学館)。
茗溪学園の先発・山田は、先制後の1回裏に1死一、三塁と走者を背負うが、無失点で切り抜けると、4回まで毎回の奪三振。
6回には2本のヒットを浴びて2死二、三塁にするも、ここもゼロで抑えて、7回にはエースナンバーの寺尾が登板。
2人の出塁を許したが、後続をきっちりと抑えて、7回コールドゲームが成立した。
※S数、S%は目安。公式記録ではありません。
茗溪学園の背番号8山田が投打で魅せた。
6イニング打者22人に対して5安打5奪三振、四球1で無失点。1、2、6回と三塁まで走者を進められたが、最後の1本を許さなかった。
打席では4回、5回と、チャンスで右方向に逆らわずに弾いて4打点を上げた。
2017年の第62回選手権大会では全国準優勝を果たした茗溪学園も、この秋は部員10人で関東大会に臨んでいる。少ない選手ながら、個の能力の高さや、チームのまとまりは「さすが茗溪」という印象を受けた。
横浜創学館の先発・小泉は2回、3回とそれぞれ3人で封じて、リズムを掴んだかのように見えたが、4回、5回と、ともに守備のミスが得点に絡み、点差を広げられてしまった。
攻撃ではそれぞれ2安打を放った峯尾や山野などがチャンスをつくったが、本塁が遠かった。