【横浜創学館vs作新学院】作新が意地の一発 9回土壇場の逆転劇で2回戦へ 第67回春季関東地区高校軟式野球大会1回戦

レポート
2019/05/25
一本杉公園野球場
第67回春季関東地区高校軟式野球大会 1回戦
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※この試合は選手の名前が確認できていないため、一部選手を除きカタカナで表記します。

秋の関東大会を制した作新学院に秋関東8強の横浜創学館が挑む。

横浜創学館は春の神奈川大会を2位で通過。秋の関東大会はベスト8で敗退。この関東大会初戦で、今の実力を図るのに格好の相手との対戦が決まった。吹奏楽、チアもスタンドにかけつけ、さながら夏の前哨戦の様相。舞台は整った。

もちろんこの一戦の先発に横浜創学館はエース左腕の影山をぶつけた。その影山、序盤から期待通りのピッチング。初回、作新先頭のサカイリにいきなり安打を放たれたが二盗を刺殺しペースを掴むと、その後はパーフェクトピッチング。5回まで各回打者3人で完璧に抑える。


横浜創学館は1回、二死満塁と作新先発のコウガを攻めるが無得点。2、3回にも死球で出塁し先制の機会を伺うと、4回裏、先頭の影山が右中間にツーベースを放ち、その後2つの四球で一死満塁。ここで1番飯島がピッチャー前に高いゴロを叩き三走の影山が生還。横浜創学館が先制に成功。


先制の後も影山の投球は変わらない。7回にこの日初めて四球を与え、二死2、3塁を迎えるも5番フクダを三振に切りピンチを脱する。そのまま横浜創学館が1点リードで最終回へ。

作新学院先頭のサカイリを二ゴロに打ち取るも、勝ちを意識したかセカンドが送球ミスで同点のランナーを許す。犠牲バントで一死2塁。影山が3番コバヤシに投じた外のボールは右中間にきれいに弾き返される。同点はしかたない。しかし、勢いのついた打球は右中間を深々と破る。コバヤシは一気に三塁へ。そして、躊躇せず三塁ベースを蹴り、そのままホームイン。僅か十数秒の出来事。横浜創学館の勝利がスルリとこぼれ落ちた。

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※球数は目安

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