第67回全国高校軟式野球選手権大会は25日、1回戦残り4試合を行い、ベスト8が出揃った。
大会第2日(8/25)の結果
北海道科学大高 2-6 鹿児島実
鹿児島実が前回出場の第64回大会(2019)に続き、1回戦を突破した。
初回に先制を許したが、その裏に福盛の右安打で逆転に成功。中盤から終盤にかけ、内野ゴロなどで得点を積み重ねて北海道科学大高を突き放した。
鹿児島実はエースの臼井が161球完投。相手打線を2安打に封じた。
北科大高 100 000 001|2
鹿児島実 200 010 21X|6
北)長谷川 、大谷 – 青木
鹿)臼井 – 福盛
三浦学苑 6-1 松山商
三浦学苑が準優勝した第59回大会(2014)以来、8年ぶりの全国選手権勝利を上げた。
2回、4回に鈴木のタイムリーで得点。1点差に迫られた6回には、三度、鈴木の内野安打などで点差を広げた。
三浦学苑はエースの佐藤、小宮のリレーで松山商に7安打を浴びながらも最小失点に封じた。
松山商 000 001 000|1
三浦学 010 104 00X|6
松)武田 – 西王地
三浦)佐藤、小宮 – 菅野
上田西 4-3 広島学院
上田西が4年ぶりの全国選手権の初戦を勝利で飾った。
2点を追う4回に下村の右前打で1点を返すと、5回には悪送球や内野ゴロ、左前打で逆転に成功。先発の井出が四球5、継投した太田も四死球5と苦しみながらも、最後は一打同点のピンチを凌いだ。
広島学 010 101 000|3
上田西 000 130 00X|4
広)川村、兒髙 – 土井
上)井出、太田 – 下村
中京 4-1 比叡山
中京が2年生の4番・荒井の1打で試合を決めた。
6回裏に藤村の三塁打で先制するが、直後の7回表に比叡山・髙田の右前タイムリーで同点に。しかしその裏、二死満塁・フルカウントから荒井が走者一掃の二塁打で勝ち越しに成功した。
中京の谷本は110球、8安打完投。比叡山の1年生エース・宮川は5回まで要所を締めて無失点で切り抜けたが、疲れが見え始めた終盤に相手の中軸につかまった。
比叡山 000 000 100|1
中 京 000 001 30X|4
比)宮川 – 髙田
中)谷本 – 伊佐次