報徳学園vs河南|令和4年度春季近畿地区高校軟式野球大会 準決勝

レポート
2022/06/11
マイネットスタジアム皇子山
令和4年度春季近畿地区高校軟式野球大会 準決勝

報徳学園がエースの力投で決勝戦に進んだ。

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報徳学園は初回、四球、ボーク、単打で一死2、3塁をつくると、柚之上の打席で、三走が飛び出して挟まれるも、相手の守備の乱れを誘って先制に成功(河南 0-1 報徳学園)。

さらに柚之上がきっちりとセカンドにゴロを放ち、効率よく2点を挙げる(河南 0-2 報徳学園)。

報徳学園先発のエース田村は、立ち上がりからストライク先行の安定した投球。5回までに与えたヒットは1本、四球は1。チャンスらしいシーンを作らせず、淡々とアウトカウントを積み重ねていく。

初回に2点を献上した河南エースの茗ヶ谷だったが、3、4回には5者連続三振を奪うなど、本来の投球を取り戻す。6回に田村、椙本に連打を浴びて一死1、2塁とされるも、後続を断って追加点を与えない。

まずは1点を返したい河南は6回、先頭の郷上がレフトオーバーのツーベースで出塁。一死3塁とするも、辻本のピッチャーゴロで本塁憤死。1点が遠い。

河南が反撃のチャンスを逃すと、あとは報徳田村が粘りの投球。初回の2点を最後まで守り抜き、優勝した2017年の春以来の決勝戦に進んだ。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

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河南の茗ヶ谷もエースの意地を見せた。

立ち上がりを攻められ2失点をしたあと、3回くらいからは、どこか吹っ切れたような表情で自分の投球を取り戻した。

終わってみれば、2回以降、走者を許したのは5回のヒット2本のみ。11奪三振、四球は初回の1つだけだった。

報徳学園は田村の力投が光った。抜群のコントロールで、常に優位なカウントで試合を進めた。

きょうの試合、攻撃陣は相手エースにほとんど封じられる結果となった。あすの決勝戦でもそう簡単にチャンスは訪れないと予想される。 少ない得点機をものにして、5年ぶりの頂点を狙いたい。

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