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都島工vs浪速|第66回全国高校軟式野球選手権 大阪大会 3回戦

レポート
2021/08/01
くら寿司スタジアム堺
第66回全国高校軟式野球選手権 大阪大会 3回戦

春の大阪大会準優勝校の浪速が、苦しみながらも準決勝進出を果たした。

浪速は春の躍進の立役者・エースの豊留を温存して背番号6の花谷が先発。

初回、2回と立て続けに3塁まで走者を許すが無失点で切り抜ける。

一方都島工はエース左腕の那須が先発。上々の立ち上がりだったが、3回に2つの四球を許すと、4回に早くも2番手の依藤にリリーフ。依藤は100キロ、70キロ台といった遅球で浪速打線をほんろうする。

しかし6回裏、浪速は一死1、2塁でエンドランを仕掛ける。5番高野が高めの悪球をかぶせる様にしてセンター前に弾き返して1点を先制。

さらに押出しで2-0とすると、7回表から満を持してエースの豊留がマウンドに。

7、8回の2イニングで5つの三振を奪い、都島の最後の攻撃も3人で仕留めてゲームセット。

少ないチャンスをものにした浪速が準決勝に進んだ。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

浪速の花谷が見事に大役を果たした。

この日の試合が公式戦初登板。立ち上がりのピンチを落ち着いて切り抜けると、コーナーに丁寧に散りばめて、6イニングを無失点に抑えた。

チームとしては走塁、バントミスが散見されたことが次戦への課題として残った。

都島工は1、2回戦でも見せた那須 – 依藤 – 田之畑のリレーで浪速打線を2失点に抑えたが、序盤で先制点を上げられなかったことが大きく響いた。

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