「第70回全国高等学校軟式野球選手権大会」は25日に1回戦残り4試合を行い、ベスト8が出揃った。
三浦学苑 1-0 広陵
秋春の関東王者・三浦学苑(神奈川/南関東)が19年ぶりに出場の広陵(広島/西中国)に勝利し、3年前の前回の出場に続いて初戦を突破した。
三浦学苑は初回に2死から4連続四死球で先制点を上げ、その1点を守り抜いた。先発のエース・出口は5安打四死球ゼロ、7奪三振、109球の熱投で最後まで広陵の反撃を許さなかった。
広陵は波戸本が三浦学苑打線を4安打に封じたが初回の乱調が響き、19年ぶりの初戦突破はならなかった。
三浦 100 000 000|1 H4 E1
広陵 000 000 000|0 H5 E2
三)出口 – 権田
広)波戸本 – 冨岡
松商学園 0-2 あべの翔学
あべの翔学(大阪)が松商学園(長野/北信越)を下して、3回目の出場で3回連続の初戦突破を決めた。
0-0で迎えた4回裏にあべの翔学は稲住の適時打で先制すると、6回裏には北風のスクイズで追加点を上げた。先発の2年生右腕・村田は立ち上がりから毎回安打を許すも試合後半は立て直し、9回はエースの若林が松商学園の反撃をしのいだ。
松商学園はエースで東日本選抜の本木が7回を5安打2失点でまとめたが、攻撃陣は本塁が遠かった。
松商学 000 000 000|0 H6 E0
あべ翔 000 101 000|2 H5 E0
松)本木、宮島、佐伯 – 黒澤、稲毛
あ)村田、若林 – 稲住
北海道科学大高 2-20 東九州龍谷
初出場の東九州龍谷(大分/北部九州)が大会新記録となる20得点で北海道科学大高(北海道)を下し、全国初勝利を手にした。
東九州龍谷は初回に三毛門の叩きで2点を先制。2回表には山口の適時打で追加点を上げた。5回表には不安定な相手投手陣から6つの押し出し四死球、小野の走者一掃の三塁打などで大量10得点を上げ、リードを広げた。
先発の2年生サウスポー・小野が5イニングを無安打に封じ、山口、落合と継投して2失点に封じた。大量得点後も最後まで集中力を切らさず、無失策で終えた。
東龍谷 210 2 10 0 014|20 H11 E0
北科大 000 001 100|2 H2 E4
東)小野、山口、落合 – 中本
北)長山、松岡、白濱、長山、白濱 – 中出

早大学院 3-2 天理
第61回大会(2016)決勝の再戦となった注目カードは早大学院(東京)が天理(奈良/近畿)を下して、8年ぶりの全国選手権勝利を上げた。
天理が5回表に酒井の内野ゴロで先制。さらに相手内野の悪送球で加点。2点を追う早大学院は7回裏に1死満塁で山岡の内野安打で1点、林田の叩きで同点に追いつくと、鶴巻が決勝点となる押し出し四球を選び、一気に逆転した。
早大学院の先発・孫は4安打2失点116球の粘りの投球で勝利を引き寄せた。
天理 000 020 000|2 H4 E0
早大 000 000 30x|3 H3 E1
天)藤本、鈴木、吉田 – 新田
早 )孫 – 横田

