令和時代最初の夏、第64回全国高校軟式野球選手権大会は24日に明石トーカロ球場で開幕する。開会式後には同球場及びウインク球場(姫路)で1回戦4試合が行われる。
大会第1日
1回戦 福岡大大濠 – 中京学院大中京 8/24 第1試合(明石)
開会式後の開幕ゲームは2年ぶり出場の福岡大大濠と、史上2校目の大会三連覇を狙う中京学院大中京が対戦。両校は第57回大会(2012)の準決勝で対戦、2-1で中京(当時)が勝利している。
福岡大大濠は北部九州予選では僅差の試合をものにしてきた。ロースコアゲームに持ち込んで、勝機を窺いたい。偉業達成を狙う中京学院大中京は、難しい開幕ゲームを制して、この夏も勢いに乗りたい。
1回戦 鹿児島実 – 能代 8/24 第2試合(明石)
春の九州王者と東北の強豪が、がっぷり四つに組む。
鹿児島実のエース中山が伝統の強打を誇る能代打線をどこまで封じることができるか。能代は4戦3試合で二桁安打の打線が全国でも繋がるか。第60回大会以来の全国選手権勝利を狙う。
1回戦 南部 – 松商学園 8/24 第1試合(姫路)
南部はエースの宮本に安定感がある。北信越予選決勝で15安打を放った松商学園打線との対戦は注目。全国選手権での勝利から遠ざかっている松商学園は15年ぶりの勝利を上げることができるか。
1回戦 あべの翔学 – 高崎商 8/24 第2試合(姫路)
今大会唯一の初出場校と、春の関東大会王者が顔合わせ。
あべの翔学は予選全試合に登板した右腕原口が、初めての全国の舞台でも自信の投球ができるか。公式戦の経験が豊富な試合巧者の高崎商もエースの内山を中心に守備から流れを引き込みたい。