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作新学院vs三浦学苑|第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

レポート
2025/06/02
高崎市城南野球場
第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

昨秋の関東王者・三浦学苑がタイブレークを制して準決勝に進んだ。

5月には東日本選抜として、軟式球児初の甲子園のマウンドに立った三浦学苑・出口と、作新学院の鈴木、両エースが先発。互いに一歩も譲らず、テンポよくアウトカウントを積み重ねる。

三浦学苑の出口は3回裏に1死三塁とされたが、ここは三走をタッチアウトで事なきを得る。以降は4回にヒットを1本許した以外、9回までパーフェクトピッチングを見せる。

攻撃は5回表に2死満塁とするも、一本が出ず。6回表にも2死一三塁で先制ならず。9回表はこの試合初めて1死三塁をつくったが、ここは出口の空振りで三走が憤死。0-0のままタイブレークに入る。

10回表、2死満塁でここまで無安打だった背番号19の塚越宥がセンターに弾き返し2人が生還。

作新学院vs三浦学苑|第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦作新学院vs三浦学苑|第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

出口はその裏の作新学院の攻撃を0に抑えて、試合終了。昨秋の関東王者・三浦学苑が22年春から続く関東大会4強入りの連続記録を7に伸ばした。

作新学院vs三浦学苑|第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

強豪同士の注目の一戦。予想通りの両チームエースの力投に、守備陣も無失策で応える、ハイレベルな戦いになった。

作新学院の鈴木は立ち上がりの三浦学苑の打者一巡を9人で完璧に抑えた。5回には1イニングで3本のヒットを許すも先制点を与えず。6回、9回も三塁にまで走者を進められたが、無失点で9回を投げ抜いた。

作新学院vs三浦学苑|第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

三浦学苑の出口がここ一番の重要な試合で、貫禄の投球を見せた。四球はわずかに1つ。奪三振は1つだけだったが、作新打線を散発3安打に封じた。

これだけ関東大会では結果を残している三浦学苑も、今の選手たちは明石を知らない。大きな壁を突破した三浦学苑。3年ぶりの明石に向け、この大会を最高の結果で終えて、夏へ勢いをつけられるか。4日の準決勝では東京A代表の早大学院と対戦する。

作新学院vs三浦学苑|第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

作新学院vs三浦学苑|第73回春季関東地区高校軟式野球大会 2回戦

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

 

 

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