第69回全国高校軟式野球選手権大会は27日に2回戦4試合を行い、ベスト4が出揃った。
第3日(8/27)の結果
津久見 1-2x 能代(延長10回TB)
能代が今大会初のタイブレークを制して、第60回大会以来、9年ぶりに準決勝に進んだ。
0-0のまま迎えた7回表、津久見が内野ゴロで先制。1点を追う能代は9回に村形のタイムリーで同点に追いつき、延長タイブレークへ突入。能代が10回表をゼロで抑えると、10回裏に1死満塁から菊池がライトにサヨナラ打を放ち試合を決めた。
津久見 000 000 100 0|1 H3 E0
能 代 000 000 001 1x|2 H10 E1
津)荒金 – 平野
能)大髙、菅原 – 平川
横浜商 1-2 仙台商
仙台商が背番号9・楠本の好投で横浜商を下して、27年ぶりに準決勝進出を果たした。
仙台商は2回裏に押出し四球とスクイズで2点を先制。横浜商は直後の3回表に内野ゴロで1点差に迫るが、その後は仙台商の楠本が丁寧な投球で得点を与えず9回を完投。6安打1失点で大役を果たした。
横浜商 001 000 000|1 H6 E1
仙台商 020 000 000|2 H5 E1
横)相良 – 松尾
仙)楠本 – 齋藤
井原 1-5 中京
中京が終盤に井原を突き放し、7大会連続の準決勝進出を決めた。
井原のエース岡田が好投を続ける中、中京は5回に清水隆の叩きで先制。7回には西尾、黒田の適時打と相手の悪送球で4点を追加した。
2年連続で井原戦の先発を任された背番号10の清水楓が渾身の投球で井原打線を3安打1失点に封じ、チームを4強に導いた。
中京 000 010 400|5 H4 E0
井原 000 000 100|1 H3 E2
中)清水楓 – 黒田
井)岡田、西谷 – 岡本
開新 1-0 白鷗大足利
開新のエース・渡邉が強打の白鷗打線を完封し、31年ぶりの4強入りを果たした。
開新・渡邉、白鷗大足利・秩父の両エースのテンポの良い投げ合いとなった試合は、0-0のまま終盤へ。8回表、開新の黒木が2死から二塁打で出塁すると、竹下の右適時打で生還。この1点を最後まで守り抜いた。
白鷗大足利は8本のヒットを放つも、渡邉から最後の1本が出なかった。
開新 000 000 010|1 H5 E0
白鷗 000 000 000|0 H8 E1
開)渡邉 – 黒木
白)秩父、宮田 – 吉永
第4日(8/29)の予定