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専大北上vs天理|第68回全国高校軟式野球選手権大会 2回戦

レポート
2023/08/26
ウインク球場
第68回全国高校軟式野球選手権大会 2回戦

天理が延長10回タイブレークの末に専大北上を撃破。第63回大会(2018)以来のベスト4入りを果たした。

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天理・木村、専大北上・岡本の両エースが先発。

天理は初回から毎回走者を出すが、2回の併殺などでなかなかチャンスを広げることができない。

一方の木村は上々の立ち上がり。初回にヒットこそ許すものの、3回まで危なげない投球。4回表、専大北上の照井、髙橋飛に連打を浴びて無死1、2塁とされるが後続をしっかりと断つ。天理もその裏に無死1、2塁をつくるが、後が続かない。

戦前の予想通りの両エースの熱投で0-0のまま試合は進む。

8回裏。2本のヒットで1死一、三塁とし、木村がこの日、2回目の申告敬遠を受けて満塁に。しかしここも専大北上・岡本の粘りを前に、あと一本が出ない。

試合はそのまま延長戦に入る。

10回表、1死から四球を与えて満塁に。この日、3安打を浴びている照井に打席が回るが、4-6-3のダブルプレーで0点に抑える。

その裏、犠打で1死二、三塁とし、打席には森田。2ストライクから高めの球を振り抜くと、ボールは相手センターの前に落ちて、三塁走者がサヨナラのホームイン。

天理が劇的勝利で、5年ぶりに準決勝進出を決めた。


専大北上の岡本は毎回のように走者を背負ったが、9回を無失点で投げきった。

1回戦では10安打を放つなど、打撃が注目されたチームではあったが、初戦に続いてこの日もエラーはゼロ。プレッシャーのかかる場面でも、鍛えられた守備で幾度となくピンチを切り抜けた。

日本一の目標には届かなかったが、東北のレベルの高さを証明するのには、十分な2試合の戦いぶりだった。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

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