【観戦レポ】上智福岡 – 八女学院 第49回九州地区高校軟式野球大会2回戦

レポート
2017/03/24
新宝満川A
第49回九州地区高校軟式野球大会 2回戦

(この試合は選手名の確認ができておりません。)

秋に行われた第48回九州地区福岡県大会では2回戦で顔を合わせた両者。そのときは八女学院が7-0のコールドで勝利した。上智福岡にとっては二度同じ相手に苦渋を舐めさせられる訳にはいかない。

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先攻の八女学院は初回、二死から3番が四球で出塁、立て続けに二盗、三盗を決め先制のチャンスを作るも4番が凡打に倒れる。

上智福岡は2回裏、二死で6番が左中間にツーベースを放つと、ヒット、四球で二死満塁とする。しかし9番は三振に倒れ、上智福岡も先制のチャンスをものにできない。

3回の八女学院、一死後の3連打で満塁を作るも、3番、4番が打ち取られる。

先制したのは上智福岡。先頭の9番、1番が連続レフト前で無死1、2塁。一死後、3番打者の放った打球はレフトの頭上を越すスリーベースとなり2点先制。更に、4番がレフト前に続き、上智福岡はこの回ヒット4本を集中させ、3点のリードに成功する。

先制を許した八女学院は6回表、内野安打、四球、野選で一死満塁とするも、投ゴロ、三振に倒れ反撃のチャンスを逸する。7回表は二死から2本のヒットを繋ぐが後続が絶たれる。8回にも一死から死球、野選で1、2塁とするがあと一本が出ない。

先制後はなかなかチャンスらしいチャンスを作ることができなかった上智福岡。しかし、先発のエースナンバー左腕は苦しみながらも最後までホームベースを踏ませず完封勝利。秋の県大会(第48回九州地区福岡県)準優勝の八女学院を下し、準決勝に進出した。

秋は0-7、7回コールドで敗れた相手に臆することはなかった。一世代前の先輩たちの夏も同じ相手に敗れて終わった。選手から盛んに放たれた「チャレンジようぜ」という言葉。そのチャレンジは爽快な完封勝利を上智福岡にもたらした。

八女学院にとってはとても悔しい敗退となった。秋は決勝で福大大濠に敗退。この春も初戦で姿を消すこととなった。九州大会を経験しないまま迎える夏の選手権に不安を残すが、この敗戦があったからこそ、といえる夏を迎えたい。

八女学院
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上智福岡

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