第64回全国高校軟式野球選手権大会の大会第5日は26日、明石トーカロ球場で準決勝2試合が行われる。
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準決勝 中京学院大中京 – あべの翔学 8/29 第1試合(明石)
中京学院大中京のエース左腕水は1回戦の福岡大大濠戦で被安打3、2回戦の鹿児島実戦では史上21人目のノーヒットノーランを達成。直球は120km台だが丁寧な投球で安定感が光る。
あべの翔学の原口は1回戦の高崎商戦は1安打1四球と完璧なピッチング。2回戦の松商学園戦は7四死球と乱れたが、2安打1失点にまとめた。原口は1回戦のような投球を取り戻すことができるか。
全国に来て2試合で6安打3得点と攻撃に物足りなさを感じる中京学院大中京が目を覚ますか。一方であべの翔学は11安打、8安打と好調を維持。3、5月に行われた練習試合では中京学院大中京が勝利しているが、この夏に成長を遂げたあべの翔学にも勝機は十分にある。
2回戦 崇徳 – 新田 8/29 第2試合(明石)
総合力がある崇徳が初の決勝進出を狙う。
エースの高井は初戦の早大学院戦は6回2安打、2回戦の神戸村野工戦も9回を投げ抜いて2安打、ここまで全国で無失点投球を続けている。初戦で13安打を放った攻撃は、神戸村野工の好投手長澤からも6安打を放った。下位打線にも得点能力がある。
新田は1回戦の三浦学苑戦で劇的なサヨナラ勝ちを収め勢いに乗った。2回戦の矢掛戦は小林、橋本のリレーで勝利。3点先制したあとの矢掛の反撃を2点で抑えた。崇徳の高井に対して数少ないチャンスを得点に結びつけることができるか。崇徳もサードの前良が1回戦で3イニングを投げており、継投もひとつのポイントになる。
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