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京都翔英vs立命館|第69回全国高校軟式野球選手権京都大会 決勝

レポート
2024/07/30
山城総合運動公園
第69回全国高校軟式野球選手権京都大会 決勝

京都翔英が立命館に競り勝ち、大会を連覇。来月6日に開幕する近畿大会出場を決めた。

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京都翔英・大橋、立命館・佐藤、両エースが安定した立ち上がりを見せた試合は3回表、京都翔英が1死1、3塁でダブルスチールを試みるが三走が憤死して先制の機会を逃す。

続く4回表に内田、山下の連打で1死2、3塁をつくると、大橋の適時打で先制、さらに安野の内野ゴロが相手のミスを誘って2点目も上げる(京都翔英 2-0 立命館)。

しかしその裏、ヒットと野手選択で無死1、3塁とされ立命館・花井の右前打、続く樋渡にもセンターに運ばれ、同点に追いつかれる(京都翔英 2-2 立命館)。

グラウンド整備明けの6回表、先頭の山下がこの日2本目のヒットで出塁すると、相手の送球ミスで無死1、3塁とし、大橋の投ゴロの間に勝ち越しに成功する(京都翔英 3-2 立命館)。

自身のバットで勝ち越した大橋は6回から8回まで、走者を許すが後続に好機を広げさせず。最終回2死、相手打者を内野ゴロで封じて試合終了。

相手の強打に苦しみながらも粘り勝った京都翔英が春に続いて夏の京都を制覇。全国選手権の切符をかけ、8月6日から和歌山県で開催される近畿大会に出場する。

 


4回表に2点の先制を許した立命館だが、すぐさまその裏に3本のヒットを集中させ、試合をふり出しに戻した攻撃は見事だった。実力は拮抗していてが、結果的には守備のほころびが勝敗を分けることになった。

2桁番号を背負って出場した1年生コンビ・谷(14)と坂本(18)、チーム初安打を放った2年生の西山など、3年生とともにグラウンドに立った選手を中心に、新チームの飛躍を期待したい。

京都翔英 立命館 第69回全国高校軟式野球選手権大会

京都翔英 立命館 第69回全国高校軟式野球選手権大会

京都翔英 立命館 第69回全国高校軟式野球選手権大会

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

 

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