鹿児島実vs三浦学苑|第67回全国高校軟式野球選手権大会 2回戦

レポート
2022/08/26
ウインク球場(姫路球場)
第67回全国高校軟式野球選手権大会 2回戦 

最後まで攻撃の手を緩めなかった三浦学苑が、初出場の第59回大会以来、8年ぶりのベスト4入りを決めた。

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三浦学苑は2回裏、2死一、三塁で小宮の右前打で先制。

3回表に同点に追いつかれるが、その裏、2死二塁で菅野の投手への強襲がセンターへ抜ける間に勝ち越しに成功(鹿児島実 1-2 三浦学苑)。

さらに4回裏には、押出し四球、内野ゴロ、パスボール、左前タイムリーで4点を追加(鹿児島実 1-6 三浦学苑)。

先発の背番号4の小宮は立ち上がりから打たせて取る投球に徹する。3回に一時は同点となるタイムリーを許して以降は、8回まで二塁ベースを踏ませない、ほぼ完ぺきなピッチング。

6、7回にも1点ずつを加えて点差を広げると、9回はエースの佐藤が3人できっちりと締めてゲームセット。

三浦学苑が完勝で準決勝に進んだ。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

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鹿児島実は前日の1回戦で161球を投げた臼井の疲労を考えての投手起用だったか。

先発した水之浦、3回途中に継投した福盛でなんとか試合をつくりたかったが、制球が定まらず、走者を背負う厳しい展開に。4回途中から臼井が登板するも、三浦学苑に傾いた流れを引き寄せられなかった。

三浦学苑は正に自分たちがやりたい野球を体現する「完勝」だった。

全8得点の内訳は内野ゴロ3、単打3、四球・バッテリーミス2と、状況に応じて多彩な攻撃を見せた。予選でも重要な試合で先発した小宮は、この日も抜群の制球で危なげない投球だった。

準決勝の相手は8年前の決勝で対戦した中京に決まった。強力打線、好投手を擁する相手だが、実力は五分。十分に勝ち目はある。

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