レポート

【観戦レポ】PL学園ー河南/都島工ー大商大高 平成28年度春季近畿地区高校軟式野球大阪大会準決勝

【観戦レポート】
平成28年度 春季近畿地区高校軟式野球 大阪大会
2016/05/03 大阪狭山市立野球場

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準決勝第1試合 PL学園 – 河南

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 準決勝で実現した南河内対決。秋は2回戦敗退のPL学園は今大会、安定した試合運びでここまで勝ち上がってきた。
 対する河南は第59回全国選手権(2014)出場の実力校。2回戦・大手前戦では延長13回タイブレークを制するなど僅差のゲームを制してきた。

 河南は3回表、二死から3連続四球で二死満塁とするが後続が続かず先制のチャンスを逃す。

 すると4回裏、PL学園は無死1塁から4番相曽のライト線を破る三塁打で先制すると、続く5番右田のレフトへの犠牲フライで2-0とリードを広げる。

 河南はPL学園先発宮本を捉えられないまま最終回を迎える。先頭の4番藤本がチーム2本目のヒットとなる三遊間を抜く左前安打で出塁、二死1、3塁からのサードゴロは相手エラーを誘い1点を返すが反撃もここまで。PL学園が8日の決勝戦に駒を進めた。

 PL学園は鍛えぬかれた守備が光った。河南打線の内野ゴロ19本をそつなくさばいた。先発宮本は7四死球と制球に苦しんだが要所を締め、河南打線から凡打の山を築いた。この日4番に入った背番号12の相曽は1打席目に左中間フェンス直撃のヒットを放つなどこの日3打数2安打1打点の活躍。決勝でも期待がかかる。

 河南は接戦を連続してものにしてきただけあり、PL学園を最後まで苦しめた。この日の内野フライは僅か2本。徹底した転がす打撃は最後に相手のミスを誘った。8日の3位決定戦に勝利し2年ぶりの全国選手権出場に向け夏に弾みを付けたい。

準決勝第2試合 都島工 – 大商大高

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 試合は初回から動く。1回裏都島工の攻撃。一死1塁からの三ゴロを1塁で処理後、2塁に進んだ走者のオーバーランに対する一塁手の送球が逸れ、左中間に抜けていく間に走者が一気に生還。相手のミスに乗じて都島工が先制する。

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 大商大高は6回表、四球とヒットで作った一死2、3塁のチャンスからセンター前タイムリーで2人が返り2-1と一気に逆転。

 しかし都島工は7回裏に一死1塁からライト超えのスリーベースで2-2の同点に追いつき譲らない。

 大商大高は8回表、二死から相手エラー、右前安打、振り逃げで二死満塁のチャンスから、サードへ叩きつけたゴロが相手三塁手の頭上を越す内野安打となり3-2と再度勝ち越しに成功。大商大高がこの1点を最後まで守りきり3-2で勝利、8日の決勝進出を決めた。

▽5/8 3位決定戦
10:00 河南 – 都島工
▽決勝
12:30 PL学園 – 大商大高

大阪府高野連軟式部



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