夏の選手権大会の前哨戦となる、各地区の春季大会が終了した。
地区 | 優勝校 | 準優勝校 | ベスト4 |
---|---|---|---|
東北 | 羽黒(山形) | 秋田商(秋田) | 専大北上(岩手) 仙台商(宮城) |
関東 | 茗渓学園(茨城) | 高崎商(群馬) | 早大学院(東京) 八千代松陰(千葉) |
北信越 | 上田西(長野) | 上田(長野) | 富山第一(富山) 富山商(富山) |
東海 | 中京(岐阜) | 静岡商(静岡) | 桜丘(愛知) 高田(三重) |
近畿 | 天理(奈良) | 大商大高(大阪) | 報徳学園(兵庫) 新宮(和歌山) |
中国 | 新見(岡山) | 岡山学芸館(岡山) | 米子西(鳥取) 浜田(島根) |
九州 | 鹿児島工(鹿児島) | 八女学院(福岡) | 奈留(長崎) 創成館(長崎) |
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東北は9年ぶりに羽黒が頂点 東海・中京は秋春連覇
東北は羽黒(山形)が9年ぶり2度目の優勝を果たした。準決勝で昨秋の東北大会初戦で敗退した専大北上(岩手)に勝利すると、決勝では秋の東北覇者秋田商(秋田)との接戦を制した。
関東では茗渓学園(茨城)が7年ぶりに春の頂点に立った。秋は県大会2回戦で敗退。春季大会は県大会から圧倒的な強さで勝ち上がると、関東大会では作新学院、早大学院といった全国常連校を次々と破り、一気に優勝まで駆け上がった。
昨夏の全国選手権4強の上田西(長野)が春の北信越を制した。秋季北信越では決勝で長野工(長野)に敗れ準優勝。秋に続き県勢対決となった春季北信越決勝では上田(長野)に4-2で勝利し、3年連続の明石に向けて弾みを付けた。
地区秋春連覇を果たしたのは東海の中京(岐阜)のみ。昨春の決勝(Aゾーン)と同カードとなった東海決勝戦は、9回に3得点を上げた中京が静岡商(静岡)を下し優勝した。
近畿は奈良の天理が6年ぶりの優勝を手にした。秋の近畿大会は準優勝。今大会では2回戦で河南(大阪)との延長13回タイブレークを制すると、準決勝で新宮(和歌山)、決勝では大商大高(大阪)を下し優勝。5年ぶりの明石を目指し夏の選手権に臨む。
岡山県勢同士の対戦となった中国大会決勝は、新見(岡山)が岡山学芸館(岡山)を4-3で下し優勝。熊本地震の影響で文徳(熊本)が出場を辞退したため全試合が参考記録となった九州大会は、決勝で鹿児島工(鹿児島)が八女学院(福岡)を6-2で下した。
北海道では早くも明石を目指した夏の選手権大会支部予選が始まっている。いよいよ始まる61回目の全国高校軟式野球選手権大会。日程が順調に消化されれば、8月7日に全国選手権に出場する16校が決まる。
2016 第61回全国高校軟式野球選手権大会 地方予選まとめ
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