京都府立山城総合運動公園 太陽が丘 第1野球場
第71回全国高校軟式野球選手権近畿大会 決勝
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | H | E |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 天理 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 5 | 0 |
| 比叡山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
| 投手 | 左右 | # | 勝敗 | 回数 | 球数 | S数 | S% | 打者 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責点 | 暴投 | ボーク | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 金子 | 右 | 1 | W | 10.0 | 142 | 100 | 70 | 33 | 29 | 2 | 0 | 0 | 1 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| チーム | 10.0 | 142 | 100 | 70 | 33 | 29 | 2 | 0 | 0 | 1 | 10 | 0 | [0] | 0 | 0 |
| 投手 | 左右 | # | 勝敗 | 回数 | 球数 | S数 | S% | 打者 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責点 | 暴投 | ボーク | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 久村 | 右 | 11 | 7.0 | 94 | 58 | 62 | 26 | 23 | 3 | 0 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 2 | 野殿 | 右 | 1 | L | 3.0 | 43 | 29 | 67 | 12 | 10 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| チーム | 10.0 | 137 | 87 | 64 | 38 | 33 | 5 | 0 | 2 | 2 | 3 | 1 | [0] | 1 | 0 |
※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。
タイブレークを制した天理が近畿大会4連覇を達成した。
天理はエースの金子、比叡山は背番号11の久村が先発。
金子は初回、比叡山先頭の田島にいきなりヒットを許し、死球などで2死一、二塁とされるが、この立ち上がりをゼロで切り抜ける。すると2回から7回まで比叡山打線をパーフェクトに封じる。
打線は2回表、4回表にヒットで出塁するもチャンスを広げられず。7回表には先頭の4番丸山が左前打で出塁。代走を送り勝負に出るも後が続けず。8回表には2死から金子が二塁打で出塁し、三塁まで進むも、ここでも先制点を挙げられない。
8回裏、金子は先頭に初回以来の出塁を許して2死三塁とされるが、このピンチも三振で凌ぐ。試合は0-0のまま延長戦に入る。
10回表、天理は犠打で1死二、三塁とするも磯貝が一飛で2死に。しかし新田が四球でつなぎ2死満塁とすると、西村がセンターへ弾き返して、ついに均衡が破れる(天理 1-0 比叡山)。
10回裏、金子は先頭の天野から三振を奪い、犠打で2死二、三塁とされるも、続く打者を一ゴロに打ち取り、自らベースカバーに入って30個目のアウトを掴み取る。
天理が4年連続20回目の全国選手権出場を決めた。

比叡山の背番号11・久村も金子に負けず劣らずの投球だった。7イニングで被安打は3。4回表、7回表は先頭にヒットを許したが、後続を落ち着いて断ち切り、結局、一度も三塁に走者を進めない快投だった。
8回からマウンドを譲り受けたエースの野殿も8回の2死三塁を凌ぐなど、タイブレークにまで持ち込み、10回も2死まで無失点に抑えたが、最後に相手打者に上回られた。
夏の近畿大会では6年連続の対戦となった天理との一戦は、今回もまさに紙一重の勝負だった。
昨年まではショートを守った天理の金子が大エースに成長した。今年の春の甲子園(交流試合)では内野手として出場していたが、チームでは秋から投手で公式戦の経験を積み、1年かけて、この大舞台で天理の背番号1に相応しい最高のピッチングを見せた。
これで4年連続で全国への挑戦権を得た。5年ぶりに出場した第68回大会(2023)では全国準優勝を果たすも、その後の2年は1回戦で敗退。いずれも終盤に投手陣が力尽き、全国の舞台から早々と姿を消すことになった。西村、丸山、酒井、新田、そして金子と、昨年の全国を経験した選手たちが中心になり、過去2年のうっぷんを晴らしたい。
その先には、3年前に届かなかった頂がある。
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