2023/08/25
ウインク球場
第68回全国高校軟式野球選手権大会 1回戦
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第68回全国高校軟式野球選手権大会 1回戦
好機を逃さなかった河南が準優勝した第63回大会以来、5年ぶりに全国選手権勝利を手にした。
河南は飯干、秋田は松坂の両エースが先発。
河南は初回に松坂の不安定な立ち上がりを攻める。先頭から三者連続四球で満塁とし、暴投で1点。ファーガソンの犠牲フライ、三瓶の適時打で、3点を先制する(河南 3−0 秋田)。
4回には1死二、三塁で服部のスクイズが相手の送球ミスを誘い2点、さらに飯干の叩きにも悪送球が重なって、一挙に4得点。秋田を突き放す(河南 7-0 秋田)。
飯干は初回から毎回走者を許す、乗り切れない投球ながら、エースとして要所を締める。
5回には2死から相手のクリーンナップに三連打を浴びて1点を失うが、なんとか6回を最少失点で切り抜ける。
6回からは背番号10の辻本へ継投。
7、8回と走者を許すが無失点で抑え、9回も最後の打者を捕邪飛に打ち取り試合終了。
強力な秋田打線を2人の投手でかわした河南が26日の2回戦に駒を進めた。
河南は初回に大きな3点を獲得し、試合を優位に進めることができた。
先発の飯干は全国大会の緊張感と相手の積極的なスイングからか、テンポの良いピッチングができなかったが、先発投手としての役目を果たした。
秋田は先発・松坂の立ち上がりが悔やまれる結果に。4回途中から継投した黒川は、後半は試合を立て直すも、4回のエラーが絡んだ4失点が致命傷になった。
しかし上位から下位まで力強く振り抜く攻撃は、河南にとって、最後まで脅威であり続けた。ヒットの数は河南を上回る8本。5回裏の最上、鈴木、菊地のレフトへの鮮やか三連打は、この試合で最もスタジアムを沸かせた瞬間だった。
※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。
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