津久見vs朝倉東|第59回九州地区高校軟式野球大会 1回戦

レポート
2022/04/25
SOKKENスタジアム
第59回九州地区高校軟式野球大会 1回戦

北部九州勢の争いは津久見に軍配が上がった。

津久見は背番号9の大塚、朝倉東は背番号10の磯野が先発。

津久見は1回裏、先頭の若林がセンター前ヒットで出塁。一死2塁とし、3番和田晃のライトへのタイムリーで先制に成功。

対する朝倉東は直後の2回表、一死3塁で6番山本の二ゴロの際、一塁手のホームへの送球が逸れ、すぐに同点に追いつく。

津久見は3回裏、二死2塁から2番冨田がセンター前に弾き返し、二走がホーム突入を試みるが、ここはセンターからの好返球でタッチアウト。勝ち越しに失敗。

立ち上がりこそバタバタした両先発投手だったが、以後は安定した投球を見せる。

津久見・大塚は失点以後の3回から8回まで、一度も2塁に走者を進めない、完璧な投球。

朝倉東・磯野も決定的なチャンスを与えず、津久見打線を封じていく。

1-1のまま延長戦も見え始めた9回表、朝倉東は二死2塁で3番高倉がセンター前に放つが、今度は津久見冨田が最高のバックホームを見せて、勝ち越しを許さない。

するとその裏、津久見は一死からヒットと2つの四球で一死満塁とし、打席にはこの日、好投を続けた大塚。放ったセカンドゴロは、朝倉東・吉峰が処理に手間取る間に三走が生還。9回のピンチを凌いだ津久見が、その勢いで試合を決めた。

※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

津久見は大塚が四球1、被安打3の好投で試合をつくった。打撃陣は朝倉東の倍の6本のヒットを放ち、現に両チームを比べると、津久見の方がバットが振れている印象を受けた。

津久見は秋に果たせなかった、九州大会の初戦を突破。

あす26日、準決勝で文徳と対戦する。

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