【観戦レポ】慶應義塾 vs 横浜清風 平成30年度春季神奈川県高校軟式野球大会 1回戦

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長い冬が終わり、新しいシーズンの幕が開けた。しかし、高校軟式野球にとって、今シーズンの開幕は少しだけ特別だ。

2018年春、12年ぶりに意匠が変更された新軟式球「M号球」を使用しての公式戦が、全国各地で始まっている。新軟式球は「より硬式に近い」というコンセプトのもと、従来よりもバウンドが抑えられ、ボール表面の凹凸模様(ディンプル)も復活した。これまで様々なところから新軟式球にかかわる検証記事や動画が報告されているが、この変更が試合展開にどう影響を与えるのか、実際のところ始まってみなければわからない。

軟式ボールのリニューアルは高校軟式野球を変えるのか

2018年4月14日、慶應義塾高日吉台野球場で春季神奈川県大会1回戦、慶應義塾 – 横浜清風を観戦した。


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慶應義塾は昨年のこの大会で準優勝。関東大会に出場すると、決勝では作新学院を3-0で下して初優勝を果たした。春の関東王者として臨んだ夏の選手権は南関東決勝で敗れ全国出場を逃す。新チームの秋は準決勝でタイブレークの末に桐蔭学園に惜敗している。

横浜清風は昨秋、県大会2回戦で後にこの大会で準優勝する横浜隼人に2-1で敗れている。

(この試合は横浜清風の選手名が未確認のため、背番号で表記)

慶應義塾の先発は、昨年も多くのマウンドを経験したエースの中野。初回、一死から横浜清風#4 にライトオーバーを放たれ得点圏に走者を許すが、3番、4番をしっかりと抑える。その裏、2番小川がファースト強襲の内野安打で出塁。二死二塁で4番東の右中間を破る適時三塁打で幸先よく先制する。慶應義塾は2回にも一死満塁のチャンスをつくるが、ここは横浜清風右腕#1が粘り、追加点を与えない。

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すると横浜清風は3回表、下位打線からの3連打で一死二、三塁とすると、2番#4 が絶妙なセーフティスクイズを成功させ、同点に追いつく。

追いつかれた慶應義塾は3、4回と得点圏に走者を進めるも勝ち越し点を奪えず。5回、横浜清風はサウスポーの強肩キャッチャー#2 をマウンドへ送る。その立ち上がり、連続四球でピンチを迎えるも、続く慶應義塾の中軸を抑え無失点で切り抜ける。

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6回表、横浜清風は先頭に四球を与えたところで、#2 に代えて、4回まで好投した#1 が再びマウンドへ上がり、#2 はサードへ入る。

再三、得点機をつくりながら、横浜清風の粘りに勝ち越し点を奪えない慶應義塾は8回裏、一死から右前打で出塁した沼が送りバントの間に一気に三塁まで進み二死三塁。続く1番中村がサード前に絶妙なセーフティバントを転がすと、横浜清風のサード #2 の一塁への送球よりも前に中村が一塁キャンバスを駆け抜けセーフのジャッジ。慶應義塾が2-1と遂に勝ち越しに成功する。

横浜清風は1点を追う最終回、#4 がヒットで出塁、二死三塁と最後まで攻め立てるが、#5 が捕邪飛に倒れてゲームセット。慶應義塾が苦しみながらも2018年の初陣を制し2回戦へ進出した。次戦では昨春の神奈川覇者・法政二と対戦する。

横浜清風
001 000 000│1
100 000 01X│2
慶應義塾

清風)#1、#2、#1 – #2、#5
慶応)中野 – 沼

慶應義塾1番中村の迷いのないワンプレーが試合を決めた。相手のサードは6回にマウンドからサードへそのまま入った左利きの選手。残塁を繰り返すイヤな流れの中で、チームの主将は少しでも得点の可能性が高い方法を躊躇なく選択し、見事に結果を残した。エースの中野は3回に同点に追いつかれて以降は、打たせて取る投球に徹しその役目を果たした。

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横浜清風は2度マウンドに上ったエースが試合をつくったが、同点に追いついて以降、慶應義塾の中野を前に好機をつくることができなかった。最後まで慶應義塾を苦しめた経験は夏への糧となるはずだ。



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