明石トーカロ球場
第71回全国高校軟式野球選手権大会 準決勝
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中京 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 5 | 0 |
| 天理 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 |
| 投手 | 左右 | # | 勝敗 | 回数 | 球数 | S数 | S% | 打者 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責点 | 暴投 | ボーク | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 西尾 | 右 | 10 | 5.0 | 69 | 45 | 65 | 21 | 16 | 4 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 2 | 奥村 | 左 | 1 | W | 4.0 | 64 | 45 | 70 | 18 | 15 | 4 | 0 | 2(1) | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| チーム | 9.0 | 133 | 90 | 68 | 39 | 31 | 8 | 0 | 3(1) | 1 | 7 | 0 | [0] | 0 | 0 |
| 投手 | 左右 | # | 勝敗 | 回数 | 球数 | S数 | S% | 打者 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 四球 | 死球 | 三振 | 失点 | 自責点 | 暴投 | ボーク | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 金子 | 右 | 1 | L | 9.0 | 116 | 81 | 70 | 33 | 31 | 5 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 |
| チーム | 9.0 | 116 | 81 | 70 | 33 | 31 | 5 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | [1] | 0 | 0 |
※S数、S%は目安。公式記録ではありません。
中京が9回に上げた1得点で勝利。9大会連続の決勝進出を果たした。
中京は背番号10の西尾、天理はエースの金子が先発。
西尾は初回から天理打線に対応され3回まで毎イニングヒットで出塁を許す。4回裏、5回裏には先頭に四死球を許し、三塁まで進まれるが、いずれも三振でこのピンチを切り抜ける。
攻撃は2回表に先頭の中村駿がチーム初ヒット。5回表にも無死から岩井がヒットで出塁するがチャンスを広げられず。
中京は6回からエースの奥村へ継投。7回裏には先頭の神田にヒットで出塁を許し、2死一、三塁とされるが、 この日3安打の橋口を三振に仕留めて難を逃れる。
0-0のまま迎えた9回表、中京は1死から北川がサードへ叩きつける内野安打で出塁すると、中飛後に中村駿の右前打で2死一、三塁に。ここで岩井が痛烈な三遊間のゴロを放つと、打球は相手ショートのグラブを弾き、ついに中京が先制点を上げる(中京 1-0 天理)。
しかし、このままでは終わらない。9回裏、1死から千葉にヒット、新田に四球を与えると、三振、申告敬遠で2死満塁に。ここで3番神田に投じた2球目はサヨナラを阻止するために前進守備を敷いていたセンター中村の後方に。半身で追った中村は、最後は正面に向き直し、思い切ってグラブをはめた左手を伸ばす。仰向けに倒れながらもボールは離さず。中京が天理との大一番を制した。
序盤から試合を優位に進めたのは天理だった。中京西尾の立ち上がりから各打者がミートし、毎イニング、外野へ弾き返した。6回から登板した中京奥村に対しても適応し、2回、4回、5回、7回と2死ながら三塁にまで走者を進めてプレッシャーをかけたが、その4回のチャンスはいずれも三振で抑えられた。
エースの金子も8回までに許した出塁は2本のヒットと1つの四球のみ。結局、9回まで1死三塁を作らせない投球を見せたが、中京の強かさに上回られた。
劣勢の中京が勝ち切った。序盤から毎イニング走者を背負い、攻撃は外野には弾き返すも、天理外野手の好守もあり、出塁も難しい我慢の展開が続いた。
そんな中、9回表に嫌な流れを打開したのは、やはり西日本選抜の北川だった。得意の逆方向への滞空時間の長い叩きで内野安打を決めると、2死ながら三塁にまで進み、決勝点となる生還を果たした。
9年前、中京は延長50回の年から遠ざかっていた全国の決勝に3年ぶりに帰ってきた。そのときに決勝で対戦したのが茗溪学園だった。以来、全国の決勝を戦い続けている。「始まりの年」に戦った相手との9年ぶりの再戦。中京はいま、さらに奥深い、未開の境地へと足を踏み入れようとしている。
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