レポート東海

桜丘vs高田|第71回東海高校総合体育大会 Aゾーン1回戦

レポート
2024/06/15
夜明け前スタジアム(中津川公園野球場)
第71回東海高校総合体育大会 Aゾーン1回戦

高田が9回2死からの逆転勝利で桜丘に勝利。2年連続でAゾーン決勝に進んだ。

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高田は初回、2死満塁から相手のミスと押出四球で2点を先制。2-1の5回表には2本のヒットでチャンスをつくり、5番草深の右越の2点三塁打で点差を広げるも(桜丘 1-4 高田)、その裏に今度は桜丘3番の鈴木に2点三塁打を許し、さらに暴投で試合は振り出しに戻る(桜丘 4-4 高田)。

8回裏、2死2、3塁で内野の悪送球の間に2点を失い、この試合初めて、相手にリードを許す。

しかし2点を追う9回表、2死走者なしまで追い込まれるが、死球とヒットで2、3塁とし、山本、草深の連続適時打で同点に追いつき、さらに松本の2点二塁打で逆転。エラーもあり、この回、打者一巡で6点を上げて、再びリードを広げる(桜丘 6-10高田)。

9回の得点を守り切った高田が勝利。16日の決勝では2年連続で中京と対戦することになった。

桜丘vs高田|第71回東海高校総合体育大会 Aゾーン1回戦


高田は4人、桜丘は3人の投手が登板する総力戦になった。

桜丘はエースの立石が制球が定まらない中、7回までよく粘った。

桜丘vs高田|第71回東海高校総合体育大会 Aゾーン1回戦

高田はエース左腕の田中星が4回を3安打1失点でまとめたが、5回に継投した岩間、野口が3点を献上。野口は5四死球と制球に苦しむも8回までなんとか投げ抜いて、最後の逆転劇を演出した。

敗色濃厚の9回2死からの4連打は見事だった。前のイニングに内野手のミスで2点のリードを許したが、それでも高田の選手たちは下を向かなかった。取って、取られての試合を通して、選手同士の声がけで雰囲気をつくり、完全に主導権を渡さなかったことが、勝利につながったように映った。

桜丘vs高田|第71回東海高校総合体育大会 Aゾーン1回戦

16日の決勝では今年も中京と顔を合わせる。タイブレークに持ち込んだ昨年のような粘りで、夏に向けさらに自信をつけたい。

桜丘vs高田|第71回東海高校総合体育大会 Aゾーン1回戦

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※球数、S数、S%は目安。公式記録ではありません。

 

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