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今年の夏、5年ぶりに全国を経験した三浦学苑。主力の多くが残った新チームが秋に結果を残した。
9日に行われた秋季関東大会2回戦、千葉商大付と三浦学苑の試合。
三浦学苑は初回、千葉商大付の先発石塚から一死1、2塁とすると、千葉商大付は早くもエースの幡野をマウンドへ送る。二死満塁となり、小川のショートゴロは三塁フォースアウトを狙った送球が逸れ三浦学苑が先制(千葉商大付 0-1 三浦学苑)。
さらに3回表、一死満塁から小川のセンター前のタイムリーヒットと押出しで3点を追加(千葉商大付 0-4 三浦学苑)。
この夏はライトで全国の舞台に立った三浦学苑エースの原。味方の援護もあり、6回までヒット2本、無四死球、6奪三振と安定した制球力で千葉商大付を封じる。
攻撃の手を緩めない三浦学苑。5回、6回にも追加点を挙げると、7回表には4番齋藤のセンターオーバータイムリーと内野ゴロで8-0と試合を決定づける。7回裏には背番号7の小宮が打者3人をきっちり抑えてコールドゲーム成立。秋の関東大会初出場の三浦学苑が準決勝進出を決めた。
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ベンチ入りの部員12人ながら、盤石の試合運びをみせた三浦学苑。翌日の作新学院との準決勝は延長12回、5−2で勝利すると、決勝では八千代松陰を1−0で封じて、初優勝を果たした。
夏の全国選手権では初戦敗退し、明石でプレーすることなく兵庫を去った三浦学苑。全国レベルを経験した選手が多く残った新チームは最初の公式戦で最高の結果を残した。これから始まるオフシーズンは全国で勝てるチームになるための重要な期間になる。この関東大会での経験と結果は自信にしてもらいたいし、選手一人ひとりの課題も鮮明になったことだろう。この冬を充実したものとし、春以降に更にたくましくなった三浦学苑が見られることを願っている。
