第61回全国高等学校軟式野球選手権大会は26日、明石トーカロ球場、ウインク球場(姫路球場)で準々決勝4試合を行い、ベスト4が出揃った。
大会第3日 8月26日の結果
明石トーカロ球場 | |
---|---|
準々決勝 | 作新学院(北関東)3-2 柳井商工(西中国) |
準々決勝 | 桜丘(東海)4-5 天理(近畿) (延長13回タイブレーク) |
ウインク球場 | |
準々決勝 | 早大学院(東京)2-0 仙台商(南東北) |
準々決勝 | 登別明日(北海道)1-2 上田西(北信越) (延長12回) |
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作新学院(北関東)3-2 柳井商工(西中国)
大会連覇を狙う作新学院が、1回戦で全国大会初出場初勝利を上げた柳井商工を3-2で振り切り、準決勝に進出、V2まであと2勝とした
作新学院は初回に幸先良く先制するも、2回裏に柳井商工が同点に。4回表に作新学院が再度勝ち越すも、5回裏、柳井商工は田中壱のタイムリーで再び追い付く。
迎えた9回表、作新学院は内野ゴロでこの日3回目のリードを奪うとこれが決勝点となり、作新学院が準決勝に進んだ。
柳井商工は初出場ながら作新学院を相手に最後まで接戦を演じたが、あと一歩及ばなかった。
作新学院(北関東)
100 100 001│3
010 010 000│2
柳井商工(西中国)
(作)相田ー大塚
(柳)和田ー加藤
準々決勝 桜丘(東海)4-5 天理(近畿)
天理が連日のタイブレークを制し、準決勝に駒を進めた。
試合を優位に進めたのは前日の全国大会初勝利で勢いに乗る桜丘だった。2回裏、タイムリーツーベースとセフティバントで天理から一挙3得点を上げる。さらに3回裏に桜丘が得点のチャンスを作ると、天理は昨日の1回戦で14回を投げ抜いた大瀬がマウンドへ。
その後、両者1点を追加して迎えた9回の天理の攻撃、天理は内野ゴロで1点を返すと、更に二死二、三塁から大瀬がレフト線へタイムリー2ベースを放ち土壇場で同点に追い付き延長戦に持ち込む。
タイブレークに入った延長13回表、天理は二死二、三塁で三ゴロの相手失策で勝ち越すとこの1点を守り切り試合終了。天理が大会史上初の2試合連続タイブレークを制し、6年ぶりのベスト4入りを果たした。
初出場の桜丘は天理先発の板倉知を攻め、試合を優位に進めたが、天理の終盤の脅威の粘りに屈した。
天理(近畿)
000 001 003 000 1│5
030 000 100 000 0│4
桜丘(東海)
(天)板倉知、大瀬ー長瀬
(桜)後藤、伴ー中村
準々決勝 早大学院(東京)2-0 仙台商(南東北)
早大学院の小泉が仙台商打線をシャットアウトし、チーム史上初のベスト4入りを果たした。
早大学院は先発の小泉が尻上がりに調子を上げ、4回以降は仙台商打線をほぼ完璧に抑えた。
試合は7回表、早大学院がノーヒットで作ったチャンスに内野ゴロと相手投手のボークで2点を先制。結局この2点を守り切り、チーム史上初、東京勢としても41年ぶりの準決勝進出を決めた。
仙台商は信田、鎌田が早大学院打線を1安打に封じたが、7回のミス絡みの失点に泣いた。
早大学院(東京)
000 000 200│2
000 000 000│0
仙台商(南東北)
(早)小泉-蓼沼
(仙)信田、鎌田ー佐藤海
準々決勝 登別明日(北海道)1-2 上田西(北信越)
上田西が延長12回の末、逆転勝ちで登別明日を下し、2年連続の4強入りを決めた。
上田西坂口、登別明日鎌田の投げ合いとなった試合は6回に登別明日が相手エラーで先制。1点を追う上田西は7回裏、二死一、三塁でディレードスチールを仕掛け同点に追い付くと試合は延長に。両チームがタイブレークを意識した延長12回裏、上田西が一死三塁から内野ゴロでサヨナラのランナーが生還し、28日の準決勝に進んだ。
上田西は1回戦で8四死球と乱調だったエースの坂口が、この日は12回を投げ抜き無四死球、1失点と本来の投球を見せた。
登別明日(北海道)
000 001 000 000│1
000 000 100 001X│2
上田西(北信越)
(登)鎌田、長ー鈴木
(上)坂口ー片山
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